先日モン娘の担当編集とオカヤド先生の打ち合わせがあったので
サイトの中の人もついて行ってインタビューしてきました!
今日はその模様をお伝えします。
中の人(以下中):初めまして、今日はよろしくお願いします。
オカヤド先生(以下オ):よろしくお願いします。
担当編集(以下担):よろしくお願いします。
中:では早速ですが先生がモンスター娘に目覚めたのはいつ頃だったのでしょうか?
オ:えーと、僕が高校生くらいだったかな。
昔ネコミミとかが流行った時期があったじゃないですか。
大体それくらいの時ですね。
耳がつくと何かイイ、と思っちゃって。
一同:(笑)
オ:人間じゃないところがキてたのかなぁ。
中:具体的にモンスター娘が好きになるきっかけになったキャラって誰かいますか?
オ:うーん、実はそういうきっかけになったキャラっていないんですよ。
中:そうなんですか?
オ:しかも当時はモンスターよりロボットの女の子のほうが好きだったくらいで。
『ToHeart』のマルチとか『まほろまてぃっく』のまほろさんとか・・・。
担:でもそこは人間じゃないキャラなんですね。
オ:そうですね、やっぱり人間じゃないところに当時からいってたんでしょうね(笑)
中:人間じゃないキャラクターの魅力ってどのようなものでしょうか?
オ:「ロボット」もですが、「メイド」や「ネコミミ」のような
いわゆる「属性」がつくことでキャラクターを深める展開にできますよね。
例えば「ロボット」のような人間じゃない属性がつくことで
「人間じゃないからあなたとは結ばれない」的な展開にできるじゃないですか。
中:できますね。
オ:そこで主人公が「そんなこと関係ない!」と言う、
そういう展開が好きだったんだと思うんですよね。
中:なるほど。ではモン娘を描くうえで、
そういう展開を意識するというか土台になってたりするんでしょうか?
オ:土台とはちょっと違うかもしれないですが、
もともと僕は女の子が抱えてるコンプレックスが気にならないやつだったんですよ。
そこまで気にしなくてもいいというか・・・。
中:女の子の側が気にしすぎているという感じでしょうか?
オ:ですね。
コンプレックスといっても
それほど気にしなくてもいいカワイイものじゃないですか。
担:ああ、なるほど。
中:確かに、自分ではコンプレックスだと思っていても
他の人からすればカワイイと思えることってありますよね。
オ:たぶんその気にしていることをかわいく思えるのが
さっきのような展開が好きな理由だと思うんですよね。
たとえばわかりやすい例だと胸が大きい女の子がいて、
「この大きい胸がコンプレックスでもっと小さくなりたい」なんて言ったら、
「何言ってんだ、もったいない!」みたいな(笑)
中:それがいいんじゃないか、と(笑)
オ:そうそう、「それも受け入れるから、だから付き合わないか?」みたいな。
そういう展開への願望の表れかなと思うんですよね。
あと、よくあるラブコメの主人公みたいに特に理由なく女の子から好かれるよりも、
何かちょっと理由が欲しかったというのもあると思うんですよね。
女の子にちょっと優しくしただけで惚れられるよりも、
その子が死ぬほど悩んでるコンプレックスを
無条件で受け入れてくれる主人公のほうが惚れられて当然じゃない、みたいな。
担:まさにだぁりんですね。
オ:そうですね、基本的に主人公は何も気にしてないですからね。
中:どんなことでもナチュラルに受け入れて
「カワイイじゃん」て言えるタイプですよね。
オ:まあそこらへんはモテない僕の願望や妄想だと思うんですけどね。
担:いやいや、でもどんなことでも受け入れられるのは普遍的なモテ要素だと思いますよ。
女の子が読んでも嫌な感じしないみたいですからね。
オ:そうだといいんですけど。
中:大きい胸どころか、下半身が蛇だったり蜘蛛だったりしても
主人公は受け入れちゃいますからね。
オ:そうですね。だから受け入れるコンプレックスを抱えてないパピが
うまく描けないんでしょうね(笑)
一同:(笑)
担:確かに抱えてないですね。でもまあそういう悩みがない子もいないとね。
オ:そうなんですよね。
担:でも、今の時点で悩みはないですが、今後の展開で何か悩みができたら
ギャップでキャラに深みが出ると思いますよ。
オ:あー、でもキャラがブレちゃわないですかね?
中:一瞬すごく悩んで、すぐ忘れちゃえば・・・
一同:(笑)
中:翌日主人公が「大丈夫?パピ?」って言うと「何が?」って。
オ:いろいろと考え損みたいな(笑)
担:そういう意味ではスーの雨の日のエピソードがすごい良かった。
中:3巻の主人公が熱出した時のエピソードですね。
オ:どうでしょうね?ちょっとやりすぎた感もなきにしもあらず・・・。
担:いや、すごく良かったですよ。
スーもあまり難しいことを考えてなさそうなキャラですし。
オ:考えてないというか、何を考えてるかわからないというか。
中:あれこそまさにさっき話した好きになる理由ですよね。
まあ雨で溶けてしまうというのは死ぬほど悩んでるコンプレックスというか、
ホントに生命の危機でしたけど・・・。
ところで少し話は戻りますが、高校生で人間以外に目覚めるって早くないですか?
オ:当時はさっき言ったような「属性で深みが~」みたいなことは
意識してなかったですけどね。
今から考えると自分に自信がない高校生だったので、
コンプレックスを抱えてる相手としかまともに付き合えない
みたいな感じだったのかなぁと。
中:でもそこにかわいさを感じる感性があったってことですよね。
オ:言い方を変えると相手の弱みに付け込むみたいな感じですけどね。
一同:(爆笑)
担:いやいや、なんでそこで言い方を変えて悪い人ぶるんですか(笑)
オ:チャンスがあればどんどん付け込んでいきたいですね(笑)
というわけでオカヤド先生の歴史(その1)でした。
普段聞けない話をたくさん聞いてきたので次回以降もお楽しみに!!
次回は今回の続きでオカヤド先生の歴史(その2)の予定です。